コクイ谷〜ナントカ鉱山跡20130929

午後は家の芝刈り&草刈りを命じられていたので、さらっとハイクに行ってきた。
思惑とは程遠い結果だったが…

20130929_01Nikon1 V1


まだまだルーヒー(山蛭)シーズンの鈴鹿山系ではあるけども、今までその物体を拝んだことがないくらいツイている。
ルーヒーの少ないルートを選んで歩いているのがいいのか、”ヒル下がりのジョニー”の効き目が抜群なのか、今年は当り年なのか。
写真を見るだけでも気持ち悪いのでこのまま一生お目にかかりたくはないものだ。


ルートはどうしようか迷ったが、以前から行ってみたかった”イブネ・クラシ”に決定。1日あればいいが半日ちょっとで行くにはそこそこ強行軍。
先日歩いた武平峠〜クラ谷からも行けるが、荒れていて歩きにくくウンザリだったので、距離は長くなるがいつもの朝明駐車場からのルートにした。
朝明駐車場〜根の平峠〜上水晶谷〜コクイ谷〜杉峠〜イブネ・クラシのピストン。


駐車場にはいつものお兄さんが手ぐすね引いて待ち構えていたので500円を払って行き先を告げる。
それにしても500円は高いよなぁ…といつも思うが、ここを起点にすると釈迦、国見、神崎川などお気に入りのエリアをカバーできて便利がいいのでそれも仕方ないか。
でも500円は高い(しつこい)


***

8:00 ジョニーを足元にたっぷり吹きかけて出発。来るなら来てみろルーヒー。


舗装された林道を15分ほど歩いた時にハッと「いつもより身軽だな」とカメラをぶら下げていないことに気付いた。クルマの中に置いてきたのならiphoneで我慢するとしてわざわざ戻らないが、クルマのタイヤの上に乗せたままだったことを思い出し、ダッシュで戻る。

カメラはフェンダーとタイヤの間に置かれた状態で無事だった。
タイヤの上にカメラを置き、クルマをロックして、キーをザックにしまって、ザックを背負い、カメラをたすき掛けする、というのがいつものルーチンだが、気がはやって最後をすっ飛ばしてしまった。

これで30分のロス。
時間的体力的問題とかではなく、さっき通った道をまたすぐに往復するというムダな行動が気分を萎えさせる。

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気をとり戻していつもの慣れた道を歩く。


7月に歩いた時は途中の堰堤で休憩を取るくらい息が上がったが、この日は全く平気で根の平峠で小休止。


根の平峠からは少しずつ高度を下げながら歩ける気持ちの良い道。この道は大好きな道だ。
神崎川方面へ向かう途中で上水晶谷分岐へ入る。
”神の杉”を過ぎ、おにぎり休憩をしている仲の良さそうな夫婦の横を過ぎ、水中のヤモリを観察しているおばさまの横を過ぎようとした時に声を掛けられたりして、すんなりコクイ谷出会に。

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ここで神崎川を徒渉して杉峠へ向う。
若い夫婦とすれ違った。テント泊装備だったので、恐らくイブネに泊まって下山途中だったのだろう。
近々自分もイブネには泊まろうと思う。


比較的明瞭な道をなんの疑いも無く歩く。このまま行けば御池鉱山跡に着くと思い込んでいた。
しばらく行くと、広大な崩落地に出た。
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ものすごい量の土砂で森の木がなぎ倒され、町内グランドくらいの面積がすっぽり入るくらいの被害だった。
薄暗い樹林帯を歩いていた遥か先にやけに明るい場所が見えていたと思ったのがここ。
先日の台風による被害なのか、崩落によるまだ真新しい茶色の土を歩く。
なぎ倒された木の枝には、これまた真新しいピンクのリボンが点々とマーキングされていたので、これまた何の疑いも無くリボンを追って進む。
崩落地を過ぎると今度は一転して激登り。踏み跡は極端に薄くなり、かなり古くて赤いテープが残っている。テープの間隔が広いので何回か道をロストし、その度にGPSで確認しながらテープを探して進んだ。


GPSでは本来通るべきルートから若干ズレていたが、樹林帯で受信も悪く誤差を生んでいるのだろうと、その時は思っていた。
それにしても急登続きで薄暗いは、誰一人いないは、鹿の鳴き声がやけに近くでしてビックリするは、どんどん痩せ尾根になってくるは…
痩せ尾根のほんの少しの木の切れ間があったのでここで休憩がてら、もう一度GPSを確認。すると予定のルートとは遥か離れた場所だった。完全にルートロス。地図上に破線も書かれていないバリルート。
このまま登ればクラシの台地に上がれるようだけど、半端じゃない急登で水平距離的には全然進んでいない。少なく見積もってもクラシに上がるにはあと1時間位ありそうなかんじだった。


タイムオーバー



クラシへ上がるのを諦めて下山することにした。
下りも油断できない。登りよりもルートロスしやすい。ついさっき登ってきた道が分からなくなって2度ロスト。谷筋、巻き道、尾根とロストしては登り返してまた下る。
さっきの崩落地まで下りてようやくホッとした。
杉峠への分岐を見過ごし誤って直進した場所がどこなのか全く分からなかった。


そのままピストンで戻り、コクイ谷出会の神崎川右岸で休憩&おやつを取り、そのまま一気に駐車場まで下りた。
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が、登山道終了手前でまさかの大コケ。
久しぶりに”縦回転”した(笑)
縦に回っている時はスローモーションになって今でもはっきり憶えています。
膝を負傷しサポタイもボロボロ、その時はあまりの痛さに膝の皿を割ったと思ったけどなんとか大丈夫だったようです。
20130929_06



***

帰宅して自分が通った道を調べると極端に情報が少なく、自分がどこを歩いたのかも良く分からない始末。
どうやらコクイ谷出会の先の崩落地を斜め左方向へ行くのが正解で、真新しいリボンにつられて直進してしまった。


何度もロストした急登の道には沢山穴の空いた(坑口)岩があったり、ドラム缶や割れた茶碗があったということからして、「高昌鉱山跡」か「国位(コクイ)鉱山」じゃないかと推察。
あるHPには「道を知らない人は絶対に立ち入らないこと」と書いてあった。
どうりでおどろおどろしい気持ちの悪い道だった。道といってもほぼ道じゃないんだけど…


鈴鹿の山、メインのルートはハイカーも多く踏み跡もしっかりしていて標識もあるので間違えることはほとんどない。
自分的にはそこから枝分かれした網の目のようにあるバリルートこそ、鈴鹿の奥深さを知ることができる大好きな道。
今回のように何回もルートロスを繰り返していると、そのうち遭難してしまう危険も十分ある。
事実鈴鹿は道迷い遭難が右肩上がりで増加しているらしい。一部滑落もあるがほとんどが道迷い。
気をつけないと。

いい経験になったハイクだった。



帰宅後は芝刈り&草刈りのミッションクリア。








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